インサイド



「バベル」

f0033713_0303367.jpg監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子 、二階堂智
 
『人は神に近づこうとし、神の怒りに触れ、共通の言葉を失った。』

 「バベル」とは、聖書に出てくる有名なお話ですね。
 人間の傲慢さの象徴とも言える挿話です。
 イニャリトゥ監督は、この「バベル」とは「コミュニケーションの喪失と、それがもたらす悲劇」として捉えているようですが。

 さて、この映画、日本人が助演女優アカデミー賞にノミネートされたことで、随分話題になりました。まぁ、多分とらないだろうなぁとは思っていましたが、賞のおかげで映画がかなり宣伝されましたねー。
 でも、別にアカデミー賞助演女優にノミネートされたからではなく、彼女の存在は印象的でした。
 声すら失った人間の、葛藤と悲しみ。
 話せないチエコは、だから自分の体でぶつかっていくしかないんですよね。
 だけど周囲はそんな彼女を受け止めることはできない。
「化け物を見せてやる」
 っていったのは、普通のコミュニケーションをとる人間の中で、最も原始的な行動をとる人間がいきなり現れたら、そりゃ化け物(異端)でしかないわけで。
 そういや、「人と会話をしなければ、それは人間ではない」って言ってたのはソクーロフでしたね。人と会話をしない(コミュニケーションを取れない)人間は、「人間」ではない、というか、そこまで極論ではないけれど、異質であることに変わりはないんですよね。男の人をいくら誘っても、彼らは彼女が求めるものを与えてくれようとはしない。
 だから最後、若い刑事と父親が彼女を受け止めたのは、この映画における大きな希望ですよね。このラストのおかげで、バベルの塔の崩壊後、共通の言葉を失った人間が、それでもみんなで生きてきた、その理由を見た気がします。
 でもどうでもいいですが、クラブのシーン…。出てきた瞬間、「これか!」と思いました。ニュースとかで、「一部の観客が気分が悪くなったシーンというのは!!」…確かにちょっと眩暈がしました。直視できませんでした…。光によって一場面一場面を切り離し、スローモーションをかけてるんですが、…点灯が長い(汗)

 そして、ブラピはちょっと意外でした。
 こんなオジサン役もするんだ…。
 彼のストーリーも、結構印象的。
 妻が突然撃たれ、テロを不安がるアメリカ人観光客たちの、ヒステリックな苛立ち。「いかにもアメリカ人らしい」身勝手さで、撃たれた夫婦を放って、バスで先に進もうとする。9.11(あの世界貿易センターのビルこそが、「バベルの塔」を象徴しているのですかね)の事件以来、彼らはテロに対して過敏になっています。
 そして結局、彼らは夫婦を村に置いて先に進んでしまう。残された夫婦は、皮肉にもそのおかげで互いの共通の言葉を取り戻すけれど、このときケイトが夫に「トイレに行きたい」って言ったのにはちょっと笑えるような、嬉しいような。
 人間、「生きてる」って実感するのは、ご飯食べたりとか、トイレ行っているときなのかも。一番本能的な行動ですもんね。

 しかし、ここに登場してくる人物は、ホント、どの人もどの人もワケありですね。
 互いの時間が少しずつ絡み合い、自分の行動が少しずつ他者に影響を及ぼしていく。絡み合う物語と、その結末。…限られた時間の中で、その登場人物を的確に表現してくれた、役者さんたちはグッジョブでした。
 しかし、菊池さん。やっぱり、ちょっと、女子高生をやるのはしんどかったですね(汗)。肌の具合とかが、やっぱり20代なんですよね…。でも、よく頑張ってました。

 全体的に、ものすごく感動するとか、感情移入するとか、そういう映画ではないのですが、見た後、じっくり考え込みたい映画ではあります。なので、「バベル」って、いい題名ですよね。この題名の意味だけでも、考えこんでしまう。




ちょっとした蛇足。
ファニング妹だ…。なんか似てるなー、似てるなー、と思って見ていたのですが、本当に妹だったとは。
しかし、この妹、なんだか怖そうに見えたのは私だけでしょうか…。

更に蛇足。
私的にものすごく嬉しかったのは、小木茂光さんが歯科医役で出ていることでした…。あの声大好き。
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# by azuki-m | 2007-05-18 00:30 | ■映画感想文index

ご無沙汰です…2

…ご無沙汰です。
世間様ではGWが終わりましたね。
私はGWの真っ只中、上司に呼び出しくらうという、ネタなんだかなんなんだか、とても笑えて泣ける経験を致しました…。
昼の12時に電話かかってくるんだもん。最初目覚ましかと思って(昼まで寝てた)、きっちゃいましたよ。(怒られた)
監査前でしたから、しょうがないんですが…。
私が何をするというわけでもないんですがね。
そしてGW明け、ジャイアンみたいな体格とイジワルな性格を併せ持った会計士さんを前に、ドキドキでした。
何がドキドキしたって、ジャイアンさん、お供の会計士さんをいびるんだもん。
何故だか、同席してる方が居た堪れない(滝汗)
そして、残念なことに、ジャイアンさんとはまだまだお付き合いしなきゃ駄目そうです。

でも、休み中、「クィーン」と「バベル」は見ましたよ!!
また感想文など、アップしたいと思います。
とりあえずは近況など(汗)。
はやくー、はやくー。アップしたいー。
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# by azuki-m | 2007-05-11 00:28 | ■その他日記

ウィーン版エリザベート観劇。…2回目、&3回目。

お久しぶりです。
またちょっと、ウィーン版エリザベート観劇に行って参りましたよ…。
しかも1日に2回も。
……ははは。
元々、自分で2回目の観劇のために、夕方の回を取っていたのですが、優しい友人がお昼の回を取ってくれていてですね。
…その辺の連絡調整がまったくできていなく、1日に2回もエリザベートを見るという、ものすごく贅沢なんだかなんなんだか、そんな貴重な観劇ができました。
まぁ、そんなことはおいておきましょう…。
では、またまた感想をば。

4/28
お昼。
いやぁ、最初から、なんか変だな、と思っていたのです。
出演者全員、声がちっちゃい。
マイクの音がしない。
席が悪いせいか??(一階1×列目の左端…)と思っていたのですが、それでもおかしいだろ。
と、思っていたら、エリザベートがロープから落ちてベッドで寝てる場面(直後にフランツ・ヨーゼフが登場する場面)が終わっても、なかなか次の場面に移らず、いい加減観客が「??」と思い出した頃、おもむろに幕がするすると落ちてきました。更に「????(汗)」な観客の耳に、「お客様に申し上げます。まことに申し訳ございませんが、音声トラブルがございまして、中断させていただきます」の場内アナウンス。
…ええええ。
このトラブルの復旧にけっこうかかりました。しかし、この場内アナウンスがかかる度に席が鎮まり返るのが楽しかった。何回目だったか、変に間をとるアナウンスがあって、すわ「再開か」と観客が身構えると、「音声トラブルのため、一時中断しておりますことを、深くお詫び申し上げます」だったので、場内が苦笑で覆われました…。
いやはや。
さて、まぁ。復旧が終わったのち、ようやく心地よく音楽を聞く事ができました。
今回はルキーニはセカンドの方でした。ちょっと、「ミルク」の煽り部分とか、ソロの部分でちょっと物足りないところはありましたが、なんとか大丈夫。
しかし、「キッチュ」は盛り上がりますね。
あと、以前は物足りなく感じた「闇が広がる」が、今回は迫力ありました。…やっぱり、声の問題だったのかなぁ。
ルカスさん、結構声が伸びてました。
でもやっぱり、マヤさんの声は癒されます…。本当に歌がうまい。彼女が歌う「私だけに」はちょっと鳥肌が。
なのでお相手のマテさん、ちょっと頑張れ(汗)。この方、ひょっとして、舞台が始まってから時間が経たないと喉が開かないタイプの人なんだろうか…・。以前もそうだったのですが、お昼の会、「最後のダンスくらい」までちょと声が伸びない…。ただホントにセクシーな方なので、見ていて眼福ですね。
観客は最後、大盛り上がり。私の左後ろくらいにブラボーおじさんがいて、私も盛り上がりやすかったです(笑)。マテさんも大盛り上がり(笑)。子役の子をぶんぶん振り回すマテ・カマラス氏。ちょっと面白かったです。子役の子もすごく可愛いんですよー。

で、夜。
席は三階でしたが、これでようやく舞台装置全体が見れました。床にたくさん印が…。
いつもみんながどんな動きをしてるのか、ようやく分かりましたよ…。
そしてルキーニ役のブルートさんが復帰。そして、エリザベートがマヤさんではなく、ルート・クラウスさんという方でした…。
いや、いいんですが。
ルートさんは非常に若い!!声が高い!ただ、ちょっと、音程と演技が心もとないところがあって、ちょっとハラハラしました(苦笑)。
舞台の立位置とか、ちょっと危ない場面があって(降りてくる幕の後ろに流されそうになった)、トートに誘導されてました。でもそれでもやはり、高い音は出てるし、よくあの歌が歌えるもんだ…。
そしてブルートさん、カッコイイー。トートが投げ落とすナイフを地面に落としたりしてましたが、(笑)やっぱりカッコイイ。
マテさんは、最初から声が伸びてました。…昼は駄目なんでしょうか…。ようやく最初からバリバリ全開のトートです。
最初の裁判のシーンがものすごく好きです。全開のマテさんとブルートさんが歌合戦をやってくれるとものすごく迫力があるなぁ。
しかしスタッフ全員、がんがんとばしてくれて、聞いていて心地よかったです。
「エリザベート」は全編の歌とその歌詞がすごく好きなのですが、その中でも結婚式の歌詞がすごく好きです。破滅へ向かうエリザベートと世界を好奇の目で眺める人々。「ミルク」も主要キャスト以外は全員歌に回っているので、あれだけの人数がいっせいに歌うと、本当に迫力がありました…。扇動はブルートさんだし。
いやぁ、いいミュージカルだ。
帰る途中も、いろんな人がいろんな話をしていて、聞いていて楽しかったです。
本当に、日本に根付いてしまったミュージカルですね。


…あー…。
この勢いで、東京に行ってきます。おかしいなぁ…。大阪で終わりのはずだったのに。
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# by azuki-m | 2007-04-28 23:36 | ■その他日記

行ってきました、ウィーン版「エリザベート」

 行って参りました。行って参りましたよウィーン版「エリザベート」!!
 …めっちゃ感動…。
 キャストがドイツ語で歌ってるよ。歌うまいー。

 正直なところ、その…トート役のマテ・カマラス氏はかなり心配していたのですが、どうやら私の取り越し苦労だったようで。
 ちょっと不安なところもありましたが、カッコよかったです。
 このミュージカルは、ホントに歌えてナンボのミュージカルですもんね。

 …というより、私としては、トート閣下が舞台で転びやしないかと、そちらの方が心配でした…。
 最初の登場が大昔のロカビリー(?)みたいな、白いビラビラつきの衣装で登場して下さったトーと閣下。
 斜め45度くらいの坂をハイテンションで駆け巡るトート閣下。
 エリザベートに逢えた興奮からでしょうか、いきなり舞台脇でジャンプをするトート閣下。
 …なんだか、要所要所でひそかに笑えました。
 カマラスさん、いい感じ。「最後のダンス」は不必要なくらい色っぽく歌ってくださって、エリザベートに対する熱い思いがよく伝わりました(笑)。
 しかし、子ルドルフと一緒のシーンは、子ルドルフを頭から食べちゃいそうな悪人顔で、かなり怖かったです。
 あと、私は結婚式のシーンがめちゃめちゃ好きなのですが、その場に登場したトート閣下そっくりの分身たちにはちょっとびっくり。最初、何かの特殊効果を使ってるのかと思いましたよ(汗)


 とまぁ、いい加減な感想は置いておいてですね。
 エリザベート役のマヤ・ハクフォートさんの歌声には超感動。
 正直、私にとってはオリジナルのピア・ドーチェさんより、マヤさんの方が好きかも…。
 彼女とフランツが歌うシーンは、かなりジーンときました。
 エリザベート役の人が本当に上手だと、こういう風になるのか…。
 ですが、期待中の期待、「闇が広がる」が案外あっさり終わってしまって、ちょっとびっくり。
 本当はああいう演出だったのか…。ルドルフ王子がトートに誘惑され、危険な道に連れて行かされそうになるシーンですが、ルドルフ王子、がんがんに揺さぶられてて、ちょっと歌いにくそう(汗)。
 ルカス・ベルマン君はあくのない、わりと聞き流しやすい歌声ですね。


 一幕はけっこう展開が速く(歌の間にタメがない…)、「早いよ!:汗」って感じだったのですが、それでも全体的に大満足。歌がうまいって、いいなぁ…。ルキーニ役の人もすごく上手くて、途中、日本語で歌ってくれたりして、サービス精神いっぱいでした。
 いいなぁ。また聞きにいきます。東京まで行きそうな勢いです。…そんな自分がちょっと怖い。
でも、もう来日公演なんて、もうあるか分からないしなぁ…。



 しかし、会場にはミュージカル関係のCDがたくさん売られてて、めっちゃかいこんでしまった(汗)。
 「エリザベート」DVDは勿論(映像を見てみたら、マテさんがめっちゃ若い…。謡声があぶなっかしい!!:汗)、ウィーン版「ロミオ&ジュリエット」、東宝版(オリジナル)「マリー・アントワネット」、そしてクンツェ&リーヴァイの新作、「レベッカ」のCDとか買ってしまいました(汗)。
 「レベッカ」ですよ…。こんなのがミュージカルになるんだ。(まぁ、「アンナ・カレーニナ」がミュージカルになったくらいですしね…)しかもキャストを見てみたら、ウーヴェさんがマキシムやってるじゃないか。42歳の超ハンサム紳士(イギリス人)を、ウーヴェさんが。歌は割と少ないみたいですが、やっぱりウーヴェさん。歌がとってもお上手でした。
 しかし「レベッカ」といい、「エリザベート」、「モーツァルト」といい、クンツェさんはよほど「影」(象徴)が好きなようですね。奥が深い。判断は全て観客に任せ、どんな考え方もできる。パンフレットにもありましたが、フロイトを生んだウィーンらしく、これが「ウィーンミュージカル」となりつつあるのかもしれませんね。


※「レベッカ」
 原作はデュ・モーリア作のミステリー(ゴシック・ロマン)。女中(少し違うか)をやっていた若い女の子(「私」)が、イギリスの中年紳士(超お金持ち。マキシム・デ・ウィンター)に見初められ、結婚するも、夫の前妻(既に死亡)の「レベッカ」の影に悩まされ…というお話。
映画化もされています。映画は監督がヒッチコックな上、ローレンス・オリヴィエがマキシムをやってるんですよねー…。ものすごく豪華。
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# by azuki-m | 2007-04-18 01:16 | ■その他日記

3月に見た映画とか。

更新が止まっていてすみません。
ちょっと知り合いにこのブログの存在を知られてしまい、続けるかどうか本当に迷っておりました。
とりあえず、これからは見ないと約束してくれたので、続けていこうと思います。
いやー、自分の日記を見られたときのような、ものすごい羞恥心があって、これからその人とどう接していこうかと、ちょっと悩んでしまいましたよ。

で、そんなことは置いておいて。
とりあえず、3月に見た映画。(今はもう4月の中旬、というツッコミはなしでお願いします)


「蟲師」
…原作がすっごい好きだったんですよ…。
これを見るにあたって、アニメ「蟲師」もレンタルで制覇。…なので、実写版にはかなりがっくり…。映像はすごく素敵なんですけどね。いかんせん、あの独特の世界、「蟲」とはなんぞや、とかそういった漫画独特のファンタジーを、限られた時間の中で描ききることは難しかったかも。あれは前もって原作を読まないと、何がなんだか分からないと思う…。
オダジョーを目当てにきた人とかは、かなり退屈だったんじゃないかなぁ。

「ドリーマーズ」
マイケル・ピットがここのところ私の中でブームで、とりあえず見てみました。エヴァ・グリーンもいるじゃないですか。
内容はかなり過激(笑)。
若い俳優たちにここまでやらせた監督はさすがですね・・・。

「アルマーニ」
単に、アルマーニが好きだから(笑)
ショーって、こういう風に作り上げていくのね…。勉強になりました。

「ナイトウォッチ」
人間の描き方がグロテスクでいい。
目はかなり疲れるんですが、画面の構成とか、超カッコイイ。
まさしくダークファンタジーという感じで、続編に期待です。続きがとっても気になる…。
ストーリー展開とはか、流石ロシアといったところ。

「ククーシュカ」
前売り買ったのに、見れなかったんですよ!!
言葉が異なる人同士が繋ぐ、不思議な愛の物語。
見終わった後、ものすごくじーんと来ます。
「ククーシュカ」とはロシア語でカッコーの意味。(ヒロインの名前がカッコーの意味を持つのだそうです。)子供を育てないはずのカッコーが、巣の中に傷ついた男二人を迎え入れ、彼らを故郷へと帰す。
女って偉大だ…。


「さくらん」
あぁぁ。いろいろと期待するところはあったのですが…。
ううーん…。
ちょっと、私的には残念な結果になりました…。
映像はすごく綺麗だったんですがね…。

多分、こんなところでしょうか。
ついでに、テレビで「ドラえもん のび太の恐竜2006」を見ました(笑)。
…結構泣けました…。
あと、最後がいい。ママが、二階から降りてきた子供たちに「あら、みんなで何をやってたの?」と聞くのですが、それに対するのび太の返答が「ちょっと…」なんですよね。
あれだけの大冒険の後の返答がこれ。
オトナの知らないところで、子供には子供だけの世界があるんですよねー。
私もそうだったと、ちょっと自分の子供時代が懐かしくなったり。
今見ても、いい映画です。スネちゃまがけっこう愛しかったり。
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# by azuki-m | 2007-04-07 15:14 | ■メモ

終わった後でなんですが、世界フィギュアの感想とか。

さて…。
終わってしまいました、世界フィギュア。
いろんな意味で興味深かった、今回の大会。
とりあえず、あー…。
やっぱりフィギュアスケートに関しては、NHKさんにお任せしたいと思う私は間違ってますかねぇ…。フジテレビさんも頑張ってるとは思うんだけど。


いろいろありましたが、とりあえず男子シングルから。
時代は確実に4回転時代へ再突入です。
4回転って、やっぱり、得点が高いんですね…。
正直、新採点方式になってから得点の出方がよく分からないんですが、4回転をするとあそこまで得点が跳ね上がると言うのはよく分かりました。
そう考えると、トリノでのあのプルシェンコの得点は、ある意味妥当だったんだ…。
今回のサプライズは、なんといってもトマシュ・ベルネル君。
これがマグレでなくて、ジャンプ以外のところをパワーアップしてきたら、本当に分からない。
改善の余地は山ほどあるし、これからが期待できますね。
ジャンプがいかに大切かというのが、本当によく分かりました。
そして、残念なのはランビエール。
正直、彼は金メダルを取るべきだったと私は思います。(ものすごい勝手な言い方で申し訳ない…。彼の苦悩もしらんと、何いってんだという感じですが)
金メダリストって、本当に、そのときのフィギュアスケート界の頂点、その顔でありシンボルですから。
(大変勝手な言い方で申し訳ないですが)今回のジュベールは4回転時代の突入へのシンボルだったと思いますが、そのほかの技術は、やはり私はあまり好きではない。
ジュベールの個性が4回転なのは分かりますが、その他の彼自身の個性が、私にはよく分からない。なんというか、4回転以外、全てが無難。…今後、彼が金メダリストとして、奮起してくれることを期待します。そして、ジュベールファンの皆様、本当に申し訳ありません…。

さて、そんな話は置いておいて。
ランビエールのフラメンコ、次のシーズンでもみれますよねぇ…。
これはぜひとも滑り込み、次シーズンはノーミスで見たい。彼の代表作になるかもしれませんね。
高橋君に関しては、ただただ拍手。でもちょっと複雑…(苦笑)。
自国の選手が頑張ってくれるのはすごく嬉しい。でも、その影で、他国の選手が全く映されなくなるのでは、という不安があります。
バトル君。
……順番が悪かったね(泣)。高橋君があんなにいい演技をした後で、会場の異様な雰囲気に呑まれてしまったというか。また、ひょっとすると、怪我の再発?ショートであれだけいい演技をした後で、本当にもったいない(泣)。本人もせっかく日本での演技を楽しみにしてたのに(大泣)
ライザ&ウィアちゃん。
本来の力が出せなかった…(泣)。次は頑張って下さい。


そしてアイスダンス。
ちなみに私、男子の次にアイスダンスが好きなんですが…。
デンコワ&スタビンスキー組が引退なんですよ!!
それでもアイスダンスを放送してくれないんですか、フジテレビさん!!
アイスダンスに関しては放送権持ってないとか?でも、日本のカップルだっているんですよー(泣)。あなたが世界フィギュアを買ったんだから、映して欲しい…。深夜枠でもいい、どこでもいいから…。
カナダカップル(すみません、何度聞いても名前が覚えられない:汗)
やっぱり、このカップルすきだなぁ…。
スケーティングも美しいし、何より雰囲気がいい。甘くて優しいんですよね…。

ペア。
…これもそうですね。
金メダルが確実なペアが、ひょっとすると引退なのに、それでも映してくれないんですか(泣)。
こちらも、日本ではファンの多い、馴染みのペアですよー(泣)
なんとかならないんですか。
すぽるとでひょっとすると放送されてたとか?…悲しいじゃないですか…。

女子シングル。
コストナー選手はいつか爆発してもらいたいと、常々思っていた人でしたので、フリーでの演技がひたすら残念…(泣)
この選手の、ものすごく早いスケーティングが、私は好きなんですが。手足も長いし、本当に映える。
キム選手。
…あんまり意識していませんでしたが、結構、彼女のことが好きな自分に気が付きました。なんだか、同年代のマイズナーや真央選手と比べ、彼女は一足先に女になってるんですよね。本当に今後が楽しみ。後は、プレッシャーに潰されずにいてくれればいいなと、そう思います。
真央選手。
…彼女もなんだかだんだん好きになってきました…。
彼女の体の使い方が、私は結構好き。若いせいか、ものすごくしなやかな筋肉の持ち主ですよね。エレガントな滑りは、やはり美しい。難しいことを、なんでもないことのようにやってしまうところがすごい。疲れを全く見せない選手。…このままでいてください。ノクターンのエレガンスさは彼女にあっています。後は、彼女がいかに「女」になれるかだなぁ…。
安藤選手。
なんていうか…頑張って下さい、金メダリスト。
いろんな意味で不安なんですが…。取り越し苦労だといいなぁ…。





最後に、なんていうか。…蛇足です(汗)。
いろんなとこで吹き荒れる、放送への不満についてとかなんですが。
フィギュアスケートのファン、特に古いファンは、ある意味サッカーファンより過激だと、私は思っております。
日本のフィギュアが不遇だった時代、フィギュアスケートのファンはNHKの放送で、他国の素晴らしい選手を見ながら、ファン魂を育てていったわけですし。
ですから、こんな風にフィギュアスケートを大々的に取り上げられることに慣れていないし、その放送に対してもものすごくきびしい。
日本人の活躍は本当に嬉しい。でも、他国の選手に対して配慮のない放送はやめて欲しい。
解説も、必要最小限でいいのです。ファンは、いい演技を見ることで自分の目を養っていくのですし。
…頑張って下さい、フジテレビさん。
真央選手や安藤選手の人気はすごいと思うのですが、それをわざわざ連呼しなくても、フィギュアスケートの人気は確固たるものですし、彼女達ももう既に立派なアスリートです。
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# by azuki-m | 2007-03-26 19:55 | ■その他日記

世界フィギュア(男子)なんか。

最近、ブログを放置気味ですみません。
ちょっと年度末な上、体調不良で更新がおろそかになっていました(汗)。
なので、本日は軽く世界フィギュアの話題など。

待ちに待った世界フィギュア!!
今回は日本選手も他国の選手もものすごく楽しみにしていましたが、ロシアのトップ選手が軒並み欠場或いは既に引退なのが痛い…。
若手に期待というところなのですが、まだ世界フィギュアでメダルを狙える選手、コンビはあまりいないかも。
で、とりあえずは男子フィギュア。

プルは勿論欠場で(寂しい…)、多分(というか、勿論)ランビエールが金メダルだと思っていたのですが、彼がいきなり転倒したのはちょっとびっくり。
ジュベールがトップですよ…。
いや、いいんですが。
ジュベにはこのブログでも以前触れたように、ちょっとした思い入れがありまして。
演技の最中、いつも半笑いで見てしまいます。(ファンの皆さま、本当に申し訳ありません)
相変わらずボンドなんですね、ジュベールさん…。
ジャンプはいいんだけどなぁ。コンパクトに決まってるというか。
でもステップがあまり好きではないというか…(汗)。もうちょっとエッジきかせてもいいのでは。

そしてバトル君。
よく来日してくれる選手なので、ファンが多いのです。当然、私も好き(笑)。昔はNHK杯にもよく出てくれてましたし、彼が10代の頃から見続けてるファンも多いでしょうしね。
昔は4回転できなくて悩んでましたが、新採点方式でそんな事もなくなりました。(今はまた4回転時代に突入しようとしてますがね)
新採点方式の恩恵を一番受けたのは彼なのかも。
とにかく滑りが綺麗な上、あのエッジワーク、細かくて丁寧なステップは大好き。
解説の人もいってましたが、フィギュアってジャンプだけじゃないもんね。
しかもスピンにしろなんにしろ、基本に忠実なのが嬉しい。
ここはホームか?というくらい、花束貰って、スタオベ貰って、本人もすごく嬉しそうで。
後は明日のフリーで崩れないことを祈るばかり…。
そして関係ないですが、コーチの一人(?)がラファエルなんですね。アプトの元コーチ、浅田真央の現コーチ。バトル君はアプトを尊敬してたというし、あの滑りの美しさを見習いたいとも言ってましたし、なんだか良いめぐり合わせですね。

ライザチェック&ウィアちゃん(ちゃん付けするほど、可愛い性格ではなさそうなのですが)。
二人とも、明日のフリーにものすごく期待です。
特にライザ…。
この人はいつもいつもフリーの出来がいい。
4回転も気になります。あの長身がジャンプをすると、本当に迫力がある。ぶんぶん手足を振り回すと、かなり強力。

ランビエール。
調子を立て直して欲しいです…。彼のジャンプは本当にクリーンなので、見ていてとても気持ちがいい。スピンも何時間するんだ、っていうくらい美しいので。
絶好調で世界フィギュア3連覇してもらいたいのですが、かなり得点が開いてしまったし…。

あぁぁ、ともかく明日のフリーがものすごく楽しみ。
早く仕事終わりたい…。
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# by azuki-m | 2007-03-21 22:55 | ■その他日記


「私は、断固たる楽天主義者なのです」
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