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ミュージカル「マリー・アントワネット」の感想なんか。

さて、本日はミュージカル「マリー・アントワネット」の感想文なんかを。
梅コマでやっておりましたので、母上と一緒に行ってきました(笑)。
なんで行ったかといえば、そりゃクンツェ&リーヴァイコンビの作品だからに決まってます(笑)
「エリザベート」(ウィーンキャスト版)を見る前に、一度見ておきたかったのです。

さて、ミュージカル「マリー・アントワネット」。
ネットでいろいろ言われているのは知っていましたが、あまり事前情報仕入れずに見に行きました。ですが、思っていた程、悪くはなかったです。
むしろ、2幕はとっても面白かった。

その内容ですが。
今やってる映画「マリー・アントワネット」とは当然違います。端的にいえば、「MAというイニシャルを持つ、対照的な二人の女性の人生」の物語でしょうかね…。そして、そんな彼女達を通して見る、人間の愚かさ、ですかねぇ?
「マリー・アントワネット」という題名ですが、主役は二人のMA。一人はマリー・アントワネット、もう一人は貧民のマルグリット・アルノー。
マルグリットは懇意にしていた女性を「殺した」、王妃アントワネットを憎み、革命に身を投じる。一方のアントワネットは無邪気な王妃としてフランスに君臨するも、徐々に政治と歴史に飲み込まれていく。

音楽なんかはとってもカッコイイ。脚本も良いと思うのですが。
…カリオストロさんの存在意義が、よく分かりませんな(汗)
別に彼の手の内でなくとも、「人は愚かな歴史を繰り返す」ことなんて、この種類のお話には大前提すぎて、敢えてそれを語るためだけの人物を設定する必要はないと思うんですがね…。
暴動の裏に「黒幕アリ」な展開なら、オルレアン公だけでも充分な気が。
また、クンツェ作品におなじみの狂言回しならボーマルシェだけでもいいわけですし。歴史を一人別の位置から客観視している人物としても、ボーマルシェだけでいいのですよ。
またこの、ボーマルシェとカリオストロの関係もよく分からんのですよ…。エリザベートにおけるルキーニとトートの関係みたいなもんでしょうか。だけどこのカリオストロさんはお話の中において、いるのかいらないのかよく分からない人物ですが(汗)
なので、ミュージカルの繋ぎ(歌と場面の繋ぎ)としてだけのみ、存在意義のある人物?というか、山口さんのために設定された人物?(汗)
これがストレートプレイなら、全く必要のない人物ともいえるかも(汗)
すみません、まだ一回しか見てないので、よく分からないのですが。
何度か見ているうちに、わかってくるのかも。

あと、2幕はドラマチックで、「これぞミュージカル!」というような感じでしたが、1幕はほとんどイントロなので、ちょっと退屈してしまうかも。
私が見たのは笹本マルグリットでしたが、とってもよかったー。歌がうまい。
ただ、マルグリットが徐々に疑問を持つとはいえ、最後いきなりアントワネットに肩入れしてしまうのにはちょっと驚いた。


後は一幕の流れと、キャラクターをどうするか、ぐらいですかね…。
このミュージカルは日々進化しているようなので、これからももっとよくなるのではないでしょうか。
でももう一回見に行きたいです。
歌がホントによかった。
お暇があれば、ぜひともどうぞ。
(ドイツ公演が決定とのこと。日本発のミュージカルとして初めてのことだとか。脚本も音楽もオーストリアの人が作ったものですが、オリジナルキャストが日本人ってちょっとスゴイカモ)
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by azuki-m | 2007-02-20 23:17 | ■その他日記

京都国立博物館の「御所の障壁画展」の感想とか

 遅まきながら、京都国立博物館の「京都御所展」を見に行って参りました。(既に会期終了)
 最後の金曜日の閉館ぎりぎりでしたが、まぁ、お客さんもそれほど多くなく、結構気楽に見れました。
 …んが。
 うーん。
 御所の襖絵…。よかったのはよかったのですが、…随分さらっと見れてしまうな、というのが全体の印象(苦笑)。
 好みもあると思うので、なんともいえないのですが、圧倒される、というような印象は受けない。御所の襖絵を、本邦初公開という意義はとても大きく、資料的価値もすごく大きいと思うのですが、単なる「作品」としてみてしまうと、正直つまらない…(汗)。
 もちろん、いい作品ばかりですよ。そこは御所ですから、当たり前です。当時の京都画壇(狩野派、四条派、土佐派)の作品を一同に集めた、まさに「タイムカプセル」(京博の紹介文より)。でもお上品すぎるんですよね…。いい意味でも、悪い意味でも。その辺はさすが御所。

 
 なので、私としては、平常展示館の方が楽しかったし、相変わらずの質の高さを保持していると思うのです。平常展示館の2階は大好き。今回は海北友松筆の「雲龍図」(建仁寺蔵)に圧倒されました。
 元が襖絵とかで、展示室正面を丸々使って展示してあるのですが、本当におっきい!!スケールが違う!!
 今度(もうしてるか)展示される、雛人形の特集も楽しみです。
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by azuki-m | 2007-02-19 12:58 | ■その他日記

「明日へのチケット」

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監督:エルマンノ・オルミ 、アッバス・キアロスタミ 、ケン・ローチ
出演:カルロ・デッレ・ピアーネ 、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 、シルヴァーナ・ドゥ・サンティス 、フィリッポ・トロジャーノ 、マーティン・コムストン 、ウィリアム・ルアン

3人の監督からなる、3つのドラマ。
1番目のドラマが上品で、ちょっとびっくり。同じ場面を別の視点から撮っているのは、これがもう一つの物語りの始まり(移民の家族のストーリー)を意味しているからなのでしょうか。
ヴァレリア・ブルーニ=テデスキとカルロ・デッレ・ピアーネとのやり取りがものすごく色っぽくてドキドキします。時折挟まれる老人の過去の話、そしてピアノの音。3本の中で、全ての乗客が一番謎めいて見えました。電車の中、相手が誰だか分からないことから来る、独特の緊張感。
目の前に座った軍人という現実、そして食堂車の隔てられたドアの外で座り込む移民という現実を目にして、老いた男は夢ではなく行動することを知る。

2番目のオバサン(苦笑)がすごい迫力。…だけどいますよね、こういうオバサン…。
この章は、女性がたくさん出てくるせいか、その使い方も上手。年老いた女と、若い女、少女。年老いた女は、自分の若い従僕が若い女達に視線を送ると、それをすぐに邪魔しにかかる。それはあからさまな嫉妬で、年老いた女は青年に歪な好意を抱いているんですよね。青年への過剰な要求も、それの裏返しかもしれないですけど。
…これが自分の死んだ夫のための旅なんだから、なんとなく苦笑してしまう。
そして、いざ青年に見捨てられると、女はなりふり構わず彼を探しにいく。彼女が頼れるのは、結局彼しかいない。だけど青年は若く、昔のカノジョの近況なんかを聞いた後では、年老いた女に構っている時間はないのだ。
印象に残ったのは、赤い服の女性がゆっくり歩いてくるシーン。ここが一番、若い女と年老いた女の比較を感じたなぁ…。

そして3番目。…私にとっては、この章が一番身近でした…。
うわぁ、セルティックサポーターだ。
『ベッカム』に声をかけるのは当然の反応です。その他、一生懸命貯めたお金を革靴に使ったり、足が臭かったり、サンドイッチを移民の家族にあげちゃったり、なんだかとっても場当たり的。念願のCLを見れるもんだから、ものすごくハイテンション。あげくにチケットをなくしちゃうし。…サッカーファンってこんなもんですよ…。あぁぁ、本当によく分かる。
それでも、そんな場当たり的な若者達でも、いざアルバニア系移民家族の悲劇を目の前にして、動けなくなる。単純にサッカーを見たいがために、電車に乗っていたはずだったのに。移民の子供がチケットを盗んだのだとカッカしていた若者達も、「家族が離れ離れになる」と泣き続ける女性の前では、項垂れるしかない(とはいっても、盗みは盗みですが)。単純なだけで、悪意はない若者3人。結局、彼らは移民の家族に一枚のチケットを譲る事を選択する。

全編電車の中なのですが、画面の揺れがないので安心して見れました(苦笑)。
また、電車の中に詰め込まれた人々の目線が印象的。主人公を咎めるような目で周囲が固まることもあれば、主人公の視線を見守る目線。彼らの一挙一動に注目している目線の数々が痛かったり、笑えたり。乗客達もまさに多種多様。
扱っている題材は割りと重いはずなのですが、スコットランド人達のおかげで重くならずに済みました。最後のロマニスタとのやり取りは見てて微笑ましかった…。サッカー好きな人って、あんなもんですね。

それにしても、3人の監督が登場人物達をリンクさせてくれて、一つの映画としてくれているのにはちょっとした感動。贅沢なディナーを食べてるみたいだ。3人の監督がそれぞれ、映画自体の醸し出す雰囲気が違っていて、その比較が面白かったり。
いいですね、こういうの。
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by azuki-m | 2007-02-06 22:36 | ■映画感想文index

2007年1月に見た映画。

とりあえず、毎月新しく見た映画をメモすることにしました。
ちょっとした備忘録。
感想文は全然おっついてないですけどね…。
(いや、あえて書かないのも中にはありますが:笑)


2007年1月。

「マリー・アントワネット」
「イベリア」(これはレンタル)
「イカとクジラ」


うーん。計3本。
自分の切羽詰り度を実感…。
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by azuki-m | 2007-02-03 20:30 | ■メモ


「私は、断固たる楽天主義者なのです」
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