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プラド美術館展に行ってきました。

 先日、大阪市立美術館でやってたプラド美術館展に行って参りました。
 大阪のあまりの暑さに倒れそうになりましたが……信じられないくらい、豪華な展覧会でした…。

 冒頭からして、エル・グレコの「十字架を抱くキリスト」が飾られてるんですよ…。
 その他にもムリーリョだのベラスケスだのティツィアーノだのゴヤだのプッサンだの…(ルーベンスはちと苦手。…ごめんねパトラッシュ…)。
 そりゃ勿論、裸のマハが出てくるわけじゃないですが、それでも有り得ないよ、ってな豪華さでした。(カラヴァッジオを出してくれれば泣いて喜びますが、そんなことは当然ながら有り得ない(笑))
 こうした西洋画の展覧会では、ガラス越しでなくナマで見れるのがいいですよねー。
 名画をこんなに間近で見れる機会って、そんなにあるもんじゃんないですしね。

 さて、私は西洋画といえばどうしても宗教画が好きでして。
 風景画よりも人物画が好きなので、そのせいもあると思うのですが、聖書の中にある物語を画家たちがいろんな解釈・描き方をしているのを見るのが楽しいのかもしれませんね。
 そして、今回のプラド美術館展に出品されている宗教画には、カラヴァッジオ風の明暗法をとっているものがけっこうあって、それも楽しかったですね。
 カラヴァッジオ派は一時ものすごい勢いで画壇に溢れたためか、カラヴァッジオ本人の筆を見わけるのを困難にする、一つの要因になっています。贋作もものすごく上手いものが多いらしいですしね。

 ま、それは置いておいて。
 結構な数のベラスケスの絵が、出品されています。
 今確認したら5点ほどだったのですが、「エル・プリモ」は出ていますし。絵の前でちょっと止まってしまった…。なんだか妙な迫力のある絵です。

 にしも、エル・グレコの絵って、なんだか劇画ちっくだと思うのは私だけでしょうか。キリストの目の中の光に、ますます親しみが…。
 ムリーリョの「無原罪の御宿り」のマリアもそうなんですが。なんだか少女漫画のヒロインなようです。きっと、グッズ売り上げ数のトップは彼女のポストカードに違いない。或いは、その隣にあった幼いキリストと洗礼者ヨハネの絵か。どうでもいいですが、「聖パウロの改宗」(ムリーリョ作)を描くなら、もっと馬鹿でかい絵で、それこそ教会にでもどーんと飾られてるほうが好きですが(苦笑)
 
 ともかく、プラド美術館展。
 お暇なときにでも、是非見に行ってみてください。
 ちなみに、HPはコチラ

 そして、久々に日本映画を見て参りました…。オダギリジョー主演、「ゆれる」。
 …ものすごい緊迫感。
 これもまた感想文をあげますね。
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by azuki-m | 2006-07-28 23:55 | ■その他日記

「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

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監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:テッド・エリオット 、テリー・ロッシオ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ 、ビル・ナイ 、ステラン・スカルスガルド

 久しぶりのディズニー映画です。
 いやー、しかし、ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイだなんて、前回もそうでしたけど、豪華ですよねー。
 同名の映画の二作目。
 映画としての作りとか薀蓄は置いておいて、純粋に楽しめる映画。脚本の作り方が相変わらず上手いです。
 前作に引き続き、御馴染みの登場人物がたくさん出演してくれるので、すごく楽しい。


 詳しいストーリーについては省きますが、物語はジャック・スパロウの過去、つまり彼が13年前、ブラック・パール号を手に入れるために怪物と交わした契約が期限を迎え(…しかし、13年っていうのも中途半端ですね…)、彼は自分の魂を怪物から要求されるのです。
 しかしそれだけではなく、東インド会社の重役が彼の“欲しいものを探し出すコンパス”を手に入れるため、前回の最後でジャックを逃がしたエリザベスとウィルに、処刑の代わりにジャック・スパロウを探すように言い放つ。またまたジャックに振り回されるウィルが不憫…。そしてそんなウィルを追いかける、相変わらず行動派なエリザベス。結婚式をぶち壊された女は強いです。
 しかしそうまでして探し出したジャック・スパロウが、変な島の現地住民の首長になってるのには笑いました。しかも現地の言葉をマスターしてるし。チョコレート工場のウィリー・ウォンカさんの時といい、言語能力に優れた人なようです(笑)。

 脚本は前回ほど二転三転、というわけではないのですが、その辺は登場人物の多さと、スケール、そして続編を見越してのことでしょうか。面白くなるのはむしろ次回かな。

 この映画に関しては、本当に、純粋なエンターテインメントとして見てしまいます。私が気になるのはやはりウィルとエリザベスの行方(笑)。
 彼らがうまくいってくれるといいのですが、やっぱり絡んでくるジャック・スパロウ…。男二人に女一人だと、これは映画の古今東西しょうがない展開なのですが…。しかし、なんとなくウィルとエリザベスのコンビの方が個人的に応援してしまう。凸凹夫婦。これでエリザベスをジャックにとられるような事にでもなったら、あまりにもウィルが不憫ですよ。スター・ウォーズのルークになっちゃう(今回、「I’m your father!」じゃありませんが、「彼は俺の息子だ」がありましたしね:笑。しかも「運命を変える力がある」ってなんだ。ますますルークじゃないか)。SWはレイアが実は妹でしたという苦しい展開でごまかしましたが、今回、妹は無理すぎです。そして、エリザベスにだまされて(苦笑)、ピンチに陥るジャック・スパロウ。一人船に取り残された彼は海の魔物・クラーケン(巨大なイカ)に襲われて…!果たして彼は死んでしまったのか?
 …なんだかんだ言いつつも、ハン・ソロ、じゃない、ジャック・スパロウを助けにいくため、一つになった海賊の皆さん。そして最後に登場したのは…なんとあのバルボッサー!!
 …死んだはずじゃ?あれ??
 どんなカラクリがあるのかは分かりませんが、満を持してバルボッサ登場。この映画、最後は全て彼に持っていかれてしまいましたよ。
彼の登場で、パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマソングとでもいうか(名前は分かりませんが)、戦闘シーンなんかによくかかる曲が最後の最後でようやく鳴ってくれて、「待ってました!」ってな感じでした。
 あの音楽がかかると、わくわくします。(全体的に、この映画は音楽がいいし、使い方も上手ですよね。)

 新しい登場人物としては、妖しげな怪物(クラーケン)や、魔女のお姉さんが出てきたり、胡散臭さ倍増。ウィルのお父さんにはちょっとびっくりです。この父にしてこの子ありか…(苦笑)。…た、頼りない…。

 にしても、オーランド・ブルーム、ちょっとかっこよくなったような気がしないでもない。キーラはますます美人になりましたし。
 
 パイレーツ・オブ・カリビアンの時代背景はよく分からないのですが、17世紀頃なのでしょうか。この時代、海賊には公認制度があったっけ…。海がどんどん開拓され、未知のものではなくなっていく時代。
 どの港も、活気がありますね。


 最近、大型娯楽映画で続編モノが続きますが、また見れるという楽しみがあってとても嬉しい。スパイダーマン3も早くみたいな…。MIⅢは気になる俳優が何人か出演しているので、見ようかどうか迷っています。


 どうでもいいですが、このディズニー映画が各方面に与えた影響って大きいですよね。
 ジョン・ガリアーノとかジャック・スパロウの格好に多大なるインスピレーションを受けたのか、海賊みたいなファッションを発表とかしてましたもんね。
 恐るべし、ディズニー。
 だめだ、また東京ディズニーランドに行きたくなってきた。
 見たばっかりですが、早く3が見たいです。
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by azuki-m | 2006-07-20 02:32 | ■映画感想文index

…なんだかなぁ…。

 W杯は終わりましたが、連日のように報道される頭突き問題。
 このブログは映画感想文ブログのはずなのですが、サッカー好きの戯言ということで一つ…。
いや、本当にすみません(汗)


 ジダン最後の引退試合でまさかの退場劇。
 この間も取り上げましたが、遠い日本でもこの衝撃的な事件が毎日のように報じられています。(ジダンの映画の宣伝のためだろうか…)
 なんだかイタリアの優勝にケチがついたようで、少し複雑な気分です…。
 勿論、私がフランスのファンなら、あの退場には泣き叫んでいると思うのですが。
 (フランスのためにも、ジダンのためにも、そしてジダン以外で代表引退を宣言しているフランスの選手たちのためにも)

 でも、ピッチ上では何を言われようが、それに暴力で返すことは絶対にやってはいけないことです。
 ただそれだと、暴言を吐いた相手は言った者勝ちになってしまうところはあるのですが、その辺は選手達のモラルに任せるしかないというのが辛いところ。
 しかしそれでも、ピッチ上での暴力は絶対にいけないし、そしてピッチの上で起ったことはピッチの上で解決しなければならないことなのです。
 今回は、ジダンがこれっきりで引退してしまうので、問題がさらにややこしくなってしまった所がないでもない。あの場で何があったとしても、彼はそれをピッチの上で決着をつけることができず、あぁやってピッチ外で発言をするしかないのですよね。しかもジダンやマテラッツィといった当事者の発言が結構曖昧(マテラッツィはまだ具体的に言ってくれているのですが)なので、問題はいろいろな想像をされて、大きくなる一方です。
 なんだか、マテラッツィが一方的に悪者にされて終わりそうでちょっと怖いです。
 マテラッツィもかなり暴力的な選手で、FIFAから目をつけられてる人だし…(汗)
 でも、彼はまだいきなり乱闘をし出すことはないですしね。暴力的って言っても、プレイの流れの中でするし(汗)
 ジダンだって、いろいろ前科はあるんだけどなぁ…。


 そして、イタリアサッカー界を震撼させた、前代未聞のスキャンダルは、ユベントス、フィオレンティーナ、ラツィオがセリエBに降格、ミランはセリエA残留も15ポイントマイナスの上でスタートすることになりました。
 …なんてことよ…。
 審判不正問題については、厳罰に処すべきだとは思うのですが、ファンとしては泣きたくなる処罰です。
 ミラン以外の3チームに所属する選手達がどう動くかが怖いところ。
 カンナヴァーロは絶対に移籍でしょう。行き先がレアルだったりしたら、私は彼を恨みますよ(泣)
 ラツィオなんて、本当にどうなっちゃうんだ。ただでさえ経営状態がめちゃくちゃなのに、このまま消滅とかしちゃったりして…。

 …ファンとしては辛い日々が続きます…。



 サッカーばかりではなんなので、話は変わりますが。
 本日、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見てまいりました。
 いやー、思いっきり「3に続く!」な終わり方でした。
 でも登場人物たちの性格が魅力的で、相変わらず面白いです。前回の登場人物がほとんどそのまま出てきて、そこが嬉しいところ。男性陣の子供っぽさには笑えました…。エリザベスもヤケになってるし。
 でも、次がどうなるか本当に気になります。まさか彼が最後に出てくるとは思わなかった。
 また改めて感想文を書かせていただきます。
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by azuki-m | 2006-07-17 00:45 | ■W杯の思い出

そして幕は降ろされる。

 …イタリア、優勝してしまった…!!
 な、なんということでしょう。
 なんとなく予感はしてたけど、現実になるとは思わなかったよ!!

 フランス×イタリア。
 2つの国にとって、最高の舞台が整いました。
 フランスはこれで最後となるジダンのために、フランス国民のために。
 イタリアは不正問題で揺れるカルチョ(イタリアサッカー)のために、そのカルチョを愛する全ての人に、自殺未遂をしたペッソッタのために、そして何より彼ら自身のために。
 両チームとも、ものすごくまとまった、いいチームでした。
 いくらスター選手を連れてきても、チームとしてまとまらなければ意味がないしね。

 ブッフォン+カンナヴァーロを中心に、イタリアの守備はめちゃめちゃ固く、フランスといえどやすやすと閂は開けられません。
 本当にみんなすごかった。今大会、すごいすごいとしかいえないんだけど。人間、追い詰められると、ここまで強くなるものなんですね。

 しかしこの試合最大のドラマは、そうした試合の内容よりも、ジダンの退場でしょう。
 彼の退場はいろんなことを象徴しているようで、興味深い。
 誰よりも偉大な選手が、彼のために用意されたような最後の舞台で、有り得ない事件によって自分の選手人生に幕を引く。

 フランスがよく言われるように、洗練された優雅なプレイをするチームであるなら、イタリアはなんでしょう、とても現実的(狡猾、そして勝利に貪欲)なんですよね。
 イタリアはサッカーというものに対して、ものすごく冷静な態度を貫いているというか。
彼らはサッカーが人間によって行われ、人間によって作られるものであることを熟知しています。だからこそ、戦術を重視し、選手たちは見えないところで駆け引きを行い、反則すれすれのファウルを犯してでも相手選手を止め、そして同じく人間である審判すら利用する。
 その態度を汚いということは可能なんだけど、そこが彼らのサッカーというゲームをするうえでの前提でもある。

 マテラッツィがジダンに何を言ったのかは分かりませんが、あれはフランスとイタリアの、そんな違いから生まれた結果だったのかもしれません。
 最初のPKが大舞台に臨んだ審判の(人間ゆえの)過剰な反応だったとすれば、イタリアはそれを逆手にとり、審判を利用したわけです。
 …まぁ、マテラッツィという選手自身、審判から見えないところで相手に肘打ち・蹴り等々、かなり汚い、かつ挑発的なプレイをする人なので、何かおこるだろうなぁ、とは思っていましたが(汗)
 この大舞台で、あんなハプニングがあるとはちょっと予想外でした。
 多分、あの試合中ずっと、ジダンに対して何か言ってたんでしょうね。

 しかし、勝利の女神が微笑んでいたのはジダンであり、彼が去ったフランスに女神の用はないのです。
 彼の退場により、流れは確実にイタリアへ。
 最後のPKはほぼ運試しみたいなものですし、キープレイヤーがいなくなったフランスには為すすべはありません。
 逆にチームが一致団結しているイタリアは、5人全員が決めて見事に優勝。
 カンナヴァーロがカップを掲げた絵には、ものすごく感慨深いものが。
 あのマルディーニからキャプテンマークを譲り受けたときはどうなることかと思いましたが。
 生ける伝説・マルディーニですら成し遂げていないことを、彼らはやってくれました。


 表情のあんまり動かないピルロが大口開けて笑ってたり、今回は怪我で後半を棒に振ったネスタの笑顔や、カップを離そうとしないインザーギだとか、みんながあんまり嬉しそうで、ちょっと泣けました。今回の大会が「最後だ」という選手が多くて、泣けてきちゃうんですよ。トッティは代表を引退することを宣言してるし(ネスタと同じ年でしょうが!)、あんなにいいプレイを見せたカンナヴァーロだって次はないでしょう。デルピエロだって無理だろうし、インザーギに至っては、そもそも今大会に出れたのが奇跡です。

 勿論、ピルロやジラルディーノといった若手は着実に成長していますし、次の世代を見るのが楽しみではあります。でも、どうだろう。ピルロはともかく、他の若手はまだドイツのポドルスキやシュバインシュタイガー、ポルトガルのクリロナほどの度胸は育ってない気がする。例外はカッサーノかもしれませんが…しかし、彼はまだ国の代表にはなれないだろうし。

 他国でも、ベッカムのキャプテン引退にはちょっと驚きましたし、ポルトガルのフィーゴたち、フランスのジダンたち、彼らの世代は確実に今回で引退です。
 クロアチアだって、プルショは代表引退。次の若手はまだまだ不安です。日本からは中田がチームを去ります。

 なんだか、確実に一つの世代が終わってしまったな、という感じがあります。
 舞台が終わると同時に、現実を見せられてものすごく寂しい。
 次の4年後はどうなるんでしょう。


 しかし、とりあえずは、皆さん、お疲れ様でした。
 そして、ありがとうございます。
 日本とクロアチアは一回戦敗退でしたが、充分に楽しいW杯でした。
 イタリアの活躍が本当にすごくて、嬉しかったですし。
 前回のドイツといい、今回のイタリアといい、好きなチームが決勝まで行ってくれて、私は幸せもんです(笑)。



 どうでもいいですが。
 …このW杯の間中、ピルロの目が開いていてびっくり。
 いつも眠たそうな半眼なのに…!!
 やるときはやる男なんです、ピルロ。
 …ガッツともども、マンUなんていかないで下さい…!!
 チームが崩壊してしまう…!
 裁判の行方が怖くて仕方がないです。選手たちはどうなっちゃうんだろう…。
 これに乗じてイタリアの選手たちに高額のオファーを出してるイングランドやスペインのチームにはかなり複雑な気分です。仕方がないのは分かっていますが…。



 そして、同じくウィンブルドン決勝。
 フェデラーーー!!!
 さすが、芝の帝王の名は伊達じゃありません。
 第一セットは正直、怖かったです。
 ナダル相手に6-0って。芝での彼の実力には恐ろしいものがありますね…。
 でもナダルも急成長していて、来年はどうなるか分かりません。
 …すごい選手たちです。
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by azuki-m | 2006-07-11 03:21 | ■W杯の思い出

東京国立博物館に行ってきました。

 昨日、仕事の都合で東京に行ってまいりました。
 そのついでに東京国立博物館に行ってみたのですが…いやぁ、いいですねー。
 こういう博物館が近くにある東京の人が本当に羨ましいです。


 小泉改革のあおりをくらって、独法化されてしまった国立博物館ですが、そこはさすが日本を代表する博物館、なんとか上手い具合に工夫してやりくりをしている、そんな涙ぐましい努力が見えます。
 展示のセンスがいいんですよね。
 所蔵品のほんの一部しか展示していないと思うのですが、数ある収蔵品をごちゃごちゃ展示するのではなく、一つ一つの収蔵品に愛着が感じられますし、裏の壁の色や、極力作品を傷つけないように配慮された照明。作品を置く台までいい感じ。
 外国の博物館みたいに、一日ゆっくりと眺められるよう、ゆとりをもたせた博物館ですね。
 …どこかの博物館に、爪の垢を煎じて飲ませてやりたい…。

 今現在の特別展覧会は伊藤若冲、その他にも丸山応挙だとか、長沢芦雪だとか、かなり有名ところの絵を見ることができます。
 伊藤若冲って、あんまり意識したことがなかったけど、ものすごくエキセントリックな絵を描く画家だったんですね。
 モダンというか、現代的な絵が多いです。
 今回展示されているのはアメリカのコレクターの方かな、その方のコレクションから出ているようなので、それもあるのかもしれないですけど。
 …とは言っても、私の一番のお目当ては、それとは全然関係ない、江田船山古墳出土の鉄刀だったりするんですが(汗)←ワカタケル大王がうんたらかんたらと書かれたアレです。


 そして、同じく敷地内にある法隆寺館。
 …展示されてあるものがほぼ全て重文やら国文やら…。関東にある重文はここがかなり稼いでいるんじゃなかろうか。
 そんな感想さえ持ってしまいました。
 教科書に載っている人物の名前が入った文書等もあって、かなり興奮しました。
 しっかしどうでもいいですが、置いてある仏像の顔が元上司にそっくりで、笑いをこらえるのに苦労しました。摩耶夫人と天人の像というのがセットであるのですが、あれも笑ってしまった…。あと、さらにさらにどうでもいいですが、7・8世紀の仏像って、顔がおっきいですよね…。何頭身なんだ。怖くて確かめられません。


 で、今回何故東博なのかといいますと、今現在山崎正和著「鴎外・戦ふ家長」を読んでいるからなのですが(笑)。(東京国立博物館が帝国博物館だったとき、その総長に就任した森鴎外によって、日本の博物館は通史的な展示をするようになったらしいです。←聞きかじりなんて、ホントかどうかは分かりません)
 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私、山崎正和さんがものすごく好きでして。
 ライフログの(写真がないんですよ…:泣)「世阿弥」は山崎正和の代表的な戯曲です。非常に論理的でありながら、情緒と趣きと心理描写(といっていいのかどうか)に優れた、見事な作品。舞台は一度も見たことはありませんが、逆に、山崎戯曲はその方がいろいろ想像できていいような気もします。これという俳優さんを見つけるのが難しい。台詞の言い方なんかも、単なる舞台の上の台詞にして欲しくないというか(苦笑)。
 ま、それは置いておいても、山崎正和は戯曲だけではなく、批評から哲学まで、いろいろ幅広く活動されている方で、その著作のどれもが面白い。
 お暇なときにでも、読んでみてください。


 なんだかまとまりのない感じですが、とりあえず今日はこんなところ。
 
 そしてあと2時間でW杯3位決定戦ですー!
 そしてウィンブルドン男子決勝はまたナダル×フェデラーですよ!!
 今度こそ頑張れ、フェデラー。
 芝の上で負ける姿はみたくないですー!!
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by azuki-m | 2006-07-09 01:49 | ■その他日記

ドラマ その2。

…やったよ、イタリア。
本当にホスト国に勝っちゃいました…。
しかも延長後半、あと数分でPKってところで点を入れました。
…やー、涙が出るかと思った。

今大会、イタリアはゴールを決める選手がばらばらで(その分トニジラコンビにちょっと不安があるんだけど)、チームとしてものすごく固まっているという感じがあります。
イタリア国内が大変なことになっているので、その分、選手たちの働きがものすごく嬉しい。
…私の好きなチームも降格の危機です。ピルロ、ネスタ、インザーギにガットゥーゾ、そして国は違うけど、カラッチやフォーゲル、カカにシミッチさん、…みんなが帰るチームがなくなるのはいやです。来季でいきなり消滅することはないと思うけど、いやなものはいやなのです。そりゃ、元首相が会長なんてやってるチームでしたから、いろいろ黒い噂はありましたが、選手にまで影響が及ぶのは勘弁してほしいのです。

…ともかく、今はそれはおいておくとして。
次はフランス。
正直、フランスがここまでやってくるとは思いませんでした。
当初、決勝トーナメントに進むのは韓国だと思ってましたから。
フランスの出来はジダンにかかっていると思うのですが、そのジダンをガットゥーゾがどれくらいとめられるか。ピルロがどれくらい自由に動かせてもらえるか。そして、何より、イタリアがこのかつてないほどいいコンディションを、決勝まで維持できるか。
大丈夫だとは思いますが、気分屋のイタリアの皆さんですから、いらぬ心配をしてしまう(汗)
決勝が、ものすごく楽しみです。
ネスタの欠場は非常に残念なのですが、その分、想像以上にマテラッツィが頑張ってくれています。見直したよ。後は、不用意なカードはもらわないでね(汗)。あまりなラフプレイは勘弁よ。
頑張れイタリア。
優勝まであと一つ!



そして、裏のウィンブルドン…。
フェデラー、決勝進出おめでとうございます。
ホント、芝だとめちゃめちゃ強いのね(汗)
この人のプレイは私のような素人でも、いかにすごいかが理解できます。
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by azuki-m | 2006-07-08 01:04 | ■W杯の思い出

ドラマ。

イタリア、ウクライナに3-0で勝利です。
よもやこんな大勝だとは思いませんでした。
そしてドイツはアルゼンチンにPK戦で勝利。
本日はブラジルはフランスと、イングランドはポルトガルと。

…今大会、どのチーム、どの試合にも、ドラマがありますよね…。


ウクライナのシェフチェンコは、今シーズン限りでミラン(イタリア)から脱出です。
政権が変わったとたん、逃げ出しやがって…(泣)と、彼の移籍にはかなり泣いたため、正直、ウクライナを応援する気は一ミクロンもなかったのですが(苦笑)、それでもやはり愛着のある選手。
そんな彼がイタリアと対戦するので、ちょっと複雑なところではありました。
シェフチェンコにとって、イタリアは第二の故郷。そして、対するは彼の元チームメイト、ミランの面々。…ネスタが出れないのがつくづく残念です。FWもインザーギが出てくれるとものすごく面白かったのですが、ま、その辺はしょうがないですよね。

この試合、イタリアはものすごくキレキレです。リッピ采配もピタリとはまり、どの選手も消えてない。いつもは今ひとつまとまりにかけるチーム、という印象があるのですが、今大会はなんかすごそう、イタリア。(ブッフォンとカンナヴァーロがキレキレで、ゴールが入る気がしなかった…)
一つ一つのゴールが泣けてくるくらい嬉しかったです。今、イタリアはいろいろと大変な時ですし…。ウクライナも、最後の最後まで諦めない、いいチームでした。今後、注目したい選手が増えました。
シェフチェンコとイタリアの選手たちの、気遣いのやりとりがすごく嬉しかった。なんか、スポーツっていいですねー…(しみじみ)
そして、トッティとトニの復調も嬉しい…。次はネスタも返ってくるし。今、本当にチームとしてまとまっているという感じがします。

次はドイツです。
今回のドイツとイタリアは、なんとなくイメージがかぶります。
両方とも気迫があるし、頼もしいGKとディフェンス(ドイツはまだちょっと不安定なところがあるけど)、バラックとトッティ+ピルロ、そしてクローゼ+ポドルスキーにジラルディーノ+トニ(…イタリアのFWコンビはちょっと不安なんですが…)。
とりあえずは、イタリアがこの試合で舞い上がってないことを祈りつつ…(今回に限っては大丈夫だとは思いますが、いつも不安にさせられるので:汗)。
やー、クローゼ対ネスタ&カンナバーロだなんて、ドキドキします。


…しっかし、この時期困るのが裏のウィンブルドン…。
フェデラーが好きなので辛いです…。
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by azuki-m | 2006-07-02 00:23 | ■W杯の思い出


「私は、断固たる楽天主義者なのです」
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