インサイド



東京国立博物館に行ってきました。

 昨日、仕事の都合で東京に行ってまいりました。
 そのついでに東京国立博物館に行ってみたのですが…いやぁ、いいですねー。
 こういう博物館が近くにある東京の人が本当に羨ましいです。


 小泉改革のあおりをくらって、独法化されてしまった国立博物館ですが、そこはさすが日本を代表する博物館、なんとか上手い具合に工夫してやりくりをしている、そんな涙ぐましい努力が見えます。
 展示のセンスがいいんですよね。
 所蔵品のほんの一部しか展示していないと思うのですが、数ある収蔵品をごちゃごちゃ展示するのではなく、一つ一つの収蔵品に愛着が感じられますし、裏の壁の色や、極力作品を傷つけないように配慮された照明。作品を置く台までいい感じ。
 外国の博物館みたいに、一日ゆっくりと眺められるよう、ゆとりをもたせた博物館ですね。
 …どこかの博物館に、爪の垢を煎じて飲ませてやりたい…。

 今現在の特別展覧会は伊藤若冲、その他にも丸山応挙だとか、長沢芦雪だとか、かなり有名ところの絵を見ることができます。
 伊藤若冲って、あんまり意識したことがなかったけど、ものすごくエキセントリックな絵を描く画家だったんですね。
 モダンというか、現代的な絵が多いです。
 今回展示されているのはアメリカのコレクターの方かな、その方のコレクションから出ているようなので、それもあるのかもしれないですけど。
 …とは言っても、私の一番のお目当ては、それとは全然関係ない、江田船山古墳出土の鉄刀だったりするんですが(汗)←ワカタケル大王がうんたらかんたらと書かれたアレです。


 そして、同じく敷地内にある法隆寺館。
 …展示されてあるものがほぼ全て重文やら国文やら…。関東にある重文はここがかなり稼いでいるんじゃなかろうか。
 そんな感想さえ持ってしまいました。
 教科書に載っている人物の名前が入った文書等もあって、かなり興奮しました。
 しっかしどうでもいいですが、置いてある仏像の顔が元上司にそっくりで、笑いをこらえるのに苦労しました。摩耶夫人と天人の像というのがセットであるのですが、あれも笑ってしまった…。あと、さらにさらにどうでもいいですが、7・8世紀の仏像って、顔がおっきいですよね…。何頭身なんだ。怖くて確かめられません。


 で、今回何故東博なのかといいますと、今現在山崎正和著「鴎外・戦ふ家長」を読んでいるからなのですが(笑)。(東京国立博物館が帝国博物館だったとき、その総長に就任した森鴎外によって、日本の博物館は通史的な展示をするようになったらしいです。←聞きかじりなんて、ホントかどうかは分かりません)
 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私、山崎正和さんがものすごく好きでして。
 ライフログの(写真がないんですよ…:泣)「世阿弥」は山崎正和の代表的な戯曲です。非常に論理的でありながら、情緒と趣きと心理描写(といっていいのかどうか)に優れた、見事な作品。舞台は一度も見たことはありませんが、逆に、山崎戯曲はその方がいろいろ想像できていいような気もします。これという俳優さんを見つけるのが難しい。台詞の言い方なんかも、単なる舞台の上の台詞にして欲しくないというか(苦笑)。
 ま、それは置いておいても、山崎正和は戯曲だけではなく、批評から哲学まで、いろいろ幅広く活動されている方で、その著作のどれもが面白い。
 お暇なときにでも、読んでみてください。


 なんだかまとまりのない感じですが、とりあえず今日はこんなところ。
 
 そしてあと2時間でW杯3位決定戦ですー!
 そしてウィンブルドン男子決勝はまたナダル×フェデラーですよ!!
 今度こそ頑張れ、フェデラー。
 芝の上で負ける姿はみたくないですー!!
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by azuki-m | 2006-07-09 01:49 | ■その他日記
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「私は、断固たる楽天主義者なのです」
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