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インサイド



こっちだって後がないのよ。

 …来週会社を留守にするため、なんだかものすごく忙しい今日この頃。
 しかも本日は出張です。
 あれだけ楽しみにしていたW杯、全く楽しむことができないってどういうこと。
 恨みつらみを書類にぶつけながら、日々楽しく仕事をしています。
 このブログは映画感想文ブログのはずなのですが、W杯ということでひとつ………

 …いや、いつもいつもすみません。


 日本はオーストラリアにまさかの逆転負けをしてしまい、サポーターの方々も、マスコミの皆さんも必死です。
 私もあの試合にはちょっと驚きました。
 さすがヒディングマジック…。
 次に負ければ後はありません。日本のW杯はたった2週間で終わってしまうのでしょうか。
 連日、テレビではクロアチア対策の番組を見かけます。
 「こうすれば勝てる、クロアチア」
 なんだか試験対策番組みたいですが、その必死な気持ちがよく分かります。本当によく分かる。私だって日本人、そのうえプチサッカーファン。日本を応援してますよ。


 …でもね。
 こっちだって後がないのよ。

 大方の予想通り、クロアチアはブラジルに負けてしまいました。
 あとちょっとだったのに!
 クロアチアはゴール前をがちがちに固め、ロナウジーニョやロナウドを集団で取り囲み、なんとかゴールを守ろうと必死でした。
 この場合、質より量です。知人からは「小学生のサッカーみたいだったな」といわれましたが、そんなことはどうでもよろしい。見ていた私もちょっと泣けてきましたが、ジーニョを止めるにはカッコ悪くてもあれしかないじゃないの。

 クロアチアは自陣に攻め込まれながら、少ないチャンスを生かしてカウンター戦法を続けます。
 でもカウンターになりきれていないところが、クロアチアのクロアチアたる所以というか(泣)
 パスがつながらないよ!
 最終ラインまでいく前にあっさりボールをとられて元の木阿弥です。
 プルショ、ある意味孤軍奮闘でした。

 そんなことを延々繰り返しているうちに、キャプテンのコバチ兄が負傷して退場。
 ものすごく無念そうな、心配そうな顔でピッチを後にしてゆきました。
 頼りない野郎共で本当にすみません、キャプテン。
 あなたが出てから数分後に、ゴールを入れられてしまいました(泣)。

 日本戦にはなんとか間に合うようですが、ホントに大丈夫なのでしょうか…。
 ものすごく辛そうな顔だったので、あれがそう簡単に治るとも思えないんだけど。

 試合は拮抗していたと言われていましたが、…うーん(汗)。
 ブラジルに一点しかいれられなかったのはよかったね、という感じなのですが…。
 でもね、でもね…。これで満足してはだめです、クロアチア。
 しかも負けてるのよ、アンタたち。
 次に勝たないとあっという間に敗退です。
 こっちだって後がないのよ。

 というわけで、私も必死です。
 応援しているチームが連日テレビに出てくれているのはものすごく嬉しいのですが、なんだか複雑な気分です。
 だって、対クロアチア戦法、けっこう的を得ていたりするんだもの(汗)。
 後は日本にその技術があるか、ってだけの問題で。
…とりあえずはクロアチア必勝祈願をしますが、実際に勝ったところで、あまり素直には喜べなさそうです。
 こんなマイナーな国が連日テレビで放送されることは嬉しいんだけど…。


蛇足ですが。
クロアチアを紹介するときって、必ずマキシムのピアノ曲が流れますね(笑)
これも結構好きだったりするので、嬉しい限りです。

さらに蛇足ですが(汗)。
…ニコ・クラニツァールはどうやらイケメンの仲間入りなようです。
やったね、ニコ!!
あとはくれぐれも太りすぎに注意してね…。

…さらにさらに蛇足ですが。
クラスニッチとかシミッチさんとかは駄目なのかしら…。
シミッチさんなんて、ドルガバのモデルだし(ちょっと違います)
by azuki-m | 2006-06-17 00:40 | ■W杯の思い出
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「私は、断固たる楽天主義者なのです」

by azuki-m